炊き込みご飯の調味料は入れるだけ|だし醤油・めんつゆ・白だしの配合表と具材6パターン


炊き込みご飯の調味料は入れるだけ|だし醤油・めんつゆ・白だしの配合表と具材6パターン

炊き込みご飯の失敗は、ほぼ2つに絞られます。味が薄いか、べちゃつくか。どちらも原因は「調味料と水の量」で、具材のせいではありません。

私は米2合に対する調味料の量を3パターン覚えてから、炊き込みご飯で失敗しなくなりました。この記事では、だし醤油・めんつゆ・白だし別の配合表と、具材6パターン、水加減のルールを書きます。

📌 この記事でわかること
  • 米2合に対するだし醤油・めんつゆ・白だしの配合表
  • べちゃつかない水加減のルール
  • 具材6パターン(きのこ、鶏ごぼう、鮭、ツナ、乾燥野菜、塩昆布)
  • 炊飯器に入れる順番と、やってはいけないこと

調味料は「2合の目盛りまで水を入れてから」が基本

炊き込みご飯の水加減のルールは1つです。

  1. 米を研いで、炊飯器の白米2合の目盛りまで水を入れる
  2. そこから、入れる調味料の液体分だけ水を減らす
  3. 具材はのせるだけ。混ぜない

調味料の液体分を引かないと、べちゃつきます。逆に、具材から出る水分は気にしなくて大丈夫です(きのこ、鶏肉程度なら誤差の範囲です)。

読者
具を混ぜたほうが味が均一になりませんか?
Yuki
混ぜると米に火が通りにくくなり、芯が残ります。具は上にのせて、炊き上がってから混ぜてください。味は炊飯中に全体に回るので、調味料だけ水と混ぜておけば十分です。

米2合の配合表(だし醤油・めんつゆ・白だし)

きのこの炊き込みご飯のイメージ
調味料量(2合)減らす水味の特徴向く具材
だし醤油大さじ2と1/2大さじ2と1/2甘くない、醤油の色がしっかりきのこ、鶏ごぼう、ツナ
めんつゆ(3倍濃縮)大さじ3大さじ3甘みがある、万人向け鶏肉、油揚げ、にんじん
白だし大さじ3大さじ3色が薄く上品、塩気は強め鮭、たけのこ、豆、塩昆布

3つとも「だし+醤油」が入っているので、顆粒だしや酒、みりんを別に用意する必要がありません。入れる調味料は1種類だけにするのがコツで、2種類混ぜると塩分が読めなくなります。

私が一番使うのはだし醤油です。甘みがないので、具材の甘み(にんじん、ごぼう、きのこ)が素直に出ます。だし醤油とめんつゆの違いでも書いたとおり、炊き込みご飯はどちらでも成立しますが、甘めが好きならめんつゆです。

具材6パターン(すべて2合分)

1. きのこの炊き込みご飯(だし醤油)

具材:しめじ1/2株、まいたけ1/2株、油揚げ1/2枚(刻む) 調味料:だし醤油大さじ2と1/2

きのこは石づきを落としてほぐすだけ。油揚げのコクで、肉がなくても満足感が出ます。秋に週1回は炊きます。

2. 鶏ごぼうの炊き込みご飯(だし醤油またはめんつゆ)

鶏ごぼうの炊き込みご飯のイメージ

具材:鶏もも肉100g(1cm角)、ごぼう1/3本(ささがき)、にんじん1/3本(細切り) 調味料:だし醤油大さじ2と1/2、またはめんつゆ大さじ3

鶏肉は下味なしで大丈夫。ごぼうは水にさらさず、切ったらそのまま入れると香りが残ります。定番中の定番で、お弁当にも回せます。

3. 鮭の炊き込みご飯(白だし)

具材:塩鮭1切れ(そのまま上にのせる)、しめじ1/2株、仕上げに刻みねぎ・バター5g 調味料:白だし大さじ2と1/2(塩鮭の塩分があるので少なめ)

塩鮭を切らずにのせて炊き、炊き上がったら皮と骨を除いてほぐし、混ぜます。バターを最後に混ぜると、鮭バターご飯になります。

4. ツナと塩昆布の炊き込みご飯(だし醤油)

具材:ツナ缶1缶(油を軽く切る)、塩昆布大さじ2、コーン(缶)大さじ3 調味料:だし醤油大さじ1と1/2(塩昆布の塩分があるので少なめ)

包丁を使わない炊き込みご飯です。ツナの油でコクが出て、塩昆布がだしの役割をします。子どもに一番人気で、忙しい日の定番です。

5. 乾燥野菜の炊き込みご飯(だし醤油)

具材:乾燥野菜ミックス15g、油揚げ1/2枚 調味料:だし醤油大さじ2と1/2

乾燥野菜は炊飯中に戻るので、水を足さなくて大丈夫です。野菜を切らない炊き込みご飯として、乾燥野菜の記事でも紹介しています。

6. たけのこと油揚げの炊き込みご飯(白だし)

具材:たけのこ水煮100g(薄切り)、油揚げ1/2枚、仕上げに木の芽か三つ葉 調味料:白だし大さじ3

白だしは色が薄いので、たけのこの白さが残ります。春に1回は炊きたい一品。水煮のたけのこで十分です。

炊飯器に入れる順番と、やってはいけないこと

順番

  1. 研いだ米と水(2合の目盛り)
  2. 調味料を入れて、液体分の水を捨てる(または最初から引いて入れる)
  3. 軽く混ぜる
  4. 具材を上にのせる(混ぜない)
  5. 普通炊き(早炊きは芯が残る)
  6. 炊き上がったら10分蒸らし、底から返すように混ぜる

やってはいけないこと

  • 具材を混ぜ込む(芯が残る)
  • 調味料を2種類以上入れる(塩分が読めない)
  • 具材を入れすぎる(2合に対して具材は合計200gまで。多いと炊きムラが出る)
  • 炊飯器の予約炊飯(鶏肉や魚は生のまま数時間置くことになる。予約するなら具は油揚げ・きのこ・乾燥野菜だけ)

塩気の調整と、失敗したときの直し方

症状原因直し方
味が薄い調味料が少ない、具材が多い炊き上がりにだし醤油小さじ1を回しかけて混ぜる
べちゃつく液体分の水を引いていない蓋を開けて5分置き、水分を飛ばす。次回は水を減らす
芯が残る具を混ぜた、早炊きした水大さじ2を足して再加熱(炊飯器の再炊飯機能か、レンジで2分)
焦げた醤油の糖分が底に沈んだ調味料を入れたら必ず混ぜる。底のおこげは削がずに、上だけ食べる

味が薄いときは、炊き上がりにだし醤油を足すのが一番確実です。塩を足すと、だしの厚みが出ずに塩辛くなります。

よくある質問

Q. 無洗米でも同じ配合で大丈夫ですか? A. 大丈夫です。無洗米は水を少し多めにする炊飯器が多いので、その炊飯器の無洗米の目盛りに合わせてから、調味料の液体分を引いてください。

Q. 3合で炊くときは1.5倍でいいですか? A. はい。調味料も具材も1.5倍で問題ありません。ただし具材の上限は300gまでにしてください。

Q. 冷凍保存できますか? A. できます。炊きたてを1膳ずつラップで包み、粗熱を取って冷凍。1か月持ちます。レンジで温めるときは、ラップのまま2分半が目安です。

まとめ

炊き込みご飯は、「2合の目盛りまで水を入れてから、調味料の液体分を引く」だけで失敗しなくなります。

  • だし醤油大さじ2と1/2、めんつゆ大さじ3、白だし大さじ3のどれか1種類
  • 具材は上にのせて混ぜない。合計200gまで
  • 味が薄ければ炊き上がりにだし醤油を小さじ1

まずはきのこの炊き込みご飯から。しめじと油揚げとだし醤油だけで、だしを取らずに味が決まります。

Yuki / フードライター・グルメブロガー

スーパー・コンビニ・お取り寄せの食品と調味料を自宅で食べ比べているフードライター。同じ条件で比べて、良い点も惜しい点も正直に書きます。 この記事では、実食・比較・価格感・リピートしやすさを軸に、できるだけ率直に判断材料をまとめています。