一人暮らしの調味料は7本で足りる|最低限のそろえ方と、それで作れる10品
一人暮らしを始めたとき、私は調味料を15本買って、1年後に9本を捨てました。オイスターソース、ナンプラー、バルサミコ酢。どれも「あると便利」と聞いて買ったものです。
今は7本で回しています。この記事では、その7本を選んだ理由と、サイズ・日持ちの目安、そして7本だけで作れる10品を配合つきで書きます。
- 一人暮らしの調味料は7本で足りる理由と、その内訳
- 各調味料のサイズの目安と開封後の日持ち
- 7本だけで作れる主菜・副菜10品の配合
- 8本目を買うなら何か
最初にそろえる7本
| 調味料 | 買うサイズ | 開封後の日持ち | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| 塩 | 100〜200g | 無期限 | 下味、仕上げ |
| 砂糖 | 300g | 無期限(湿気注意) | 甘辛味、酸味を丸める |
| 醤油 | 200〜300ml | 冷蔵1か月 | 和食全般 |
| 酢(米酢) | 300ml | 常温半年 | 酢の物、南蛮漬け、さっぱり煮 |
| だし醤油 | 300〜500ml | 冷蔵1〜2か月 | かける、炒める、炊く。醤油+だしを1本で |
| サラダ油またはごま油 | 200ml | 常温2〜3か月 | 炒め、揚げ焼き |
| こしょう | 小瓶 | 半年 | 肉、卵、洋風 |
みりんと酒が入っていないことに驚かれますが、一人暮らしの分量なら砂糖と水で代用できます。みりん大さじ1は砂糖小さじ1+水大さじ1、酒は水で置き換えても、家庭料理では差がほとんど出ません。本格的な煮物を作るようになってから足せば十分です。
一人暮らしでは1Lは多すぎます。私は1Lを買って、200mlの醤油差しに移し、残りは冷蔵庫の奥に置いています。それでも2か月で使い切れます。
7本のサイズと保存の考え方
一人暮らしで調味料が余る原因は、味の好みではなくサイズです。
- 醤油・だし醤油:開封後1か月で風味が落ちる。300ml以下を選ぶか、大容量を小分けする
- 油:酸化するので200mlを2〜3か月で。コンロの横に置かない
- 塩・砂糖:湿気だけ注意。密閉容器に移す
- 酢:腐らないが、開封後1年を超えたら煮込み用に
- こしょう:ミルタイプは香りが持つが、小瓶の粉でも半年は問題ない
醤油以外はすべて常温で問題ありません。冷蔵庫に入れるのは醤油とだし醤油の2本だけです。
7本だけで作れる10品
分量はすべて1人分です。
主菜5品
1. 豚の生姜焼き:豚こま100g、玉ねぎ1/4個、生姜チューブ2cm、醤油大さじ1、砂糖小さじ1、水大さじ1。豚肉を焼いて玉ねぎを加え、調味料を絡める。みりんの代わりに砂糖と水で照りが出ます。
2. 鶏むね肉の照り焼き:鶏むね1/2枚をそぎ切りにして片栗粉(なければ小麦粉)をまぶし、油で焼いて、醤油大さじ1・砂糖大さじ1/2・水大さじ1を絡める。
3. 鶏むねの南蛮漬け風:焼いた鶏むねを、酢大さじ2・醤油大さじ1・砂糖大さじ1・水大さじ1に漬ける。翌日まで持つので、2食分作る。
4. 卵とキャベツの炒め物:キャベツ2枚を油で炒め、溶き卵1個を入れ、だし醤油小さじ2で味付け。3分の主菜。
5. 豚バラ大根の煮物:豚バラ50g、大根1/6本を油で炒め、水100ml・醤油大さじ1・砂糖大さじ1/2で10分煮る。
副菜5品
6. きゅうりの酢の物:きゅうり1/2本を塩もみし、酢大さじ1・砂糖小さじ1で和える。
7. ほうれん草のおひたし:茹でたほうれん草にだし醤油小さじ1。冷凍ほうれん草でも同じ。
8. 卵かけご飯:卵とだし醤油小さじ1。醤油より角がなく、これだけで一食になります。
9. もやしのナムル風:レンジで2分加熱して絞ったもやしに、ごま油小さじ1・塩少々。ごま油を選んだ人向け。
10. 玉ねぎのマリネ:薄切り玉ねぎに酢大さじ1・油大さじ1/2・塩・砂糖少々。冷蔵で3日、肉料理の付け合わせに。
主菜と副菜を組み合わせれば、1週間の献立が7本で成立します。平日の型はワンパン料理の記事にもまとめました。
8本目を買うなら
7本で1か月回してみて、「これが欲しい」と思ったものだけ足してください。私の場合の順番はこうでした。
| 順番 | 調味料 | 買った理由 |
|---|---|---|
| 8本目 | ポン酢 | 鍋、冷しゃぶ、餃子。酢+醤油で代用できるが、面倒になった |
| 9本目 | 万能スパイス(ほりにし) | 塩こしょうで物足りない肉と野菜に。1本で焼き物の味が決まる |
| 10本目 | みりん | 煮物を週2回以上作るようになった |
| 11本目 | ケチャップ・マヨネーズ | 卵料理と揚げ物。使用頻度を見てから |
逆に、買わなくてよかったものは、オイスターソース、ナンプラー、バルサミコ酢、豆板醤、料理酒(水で代用)、白だし(だし醤油と役割が重なる)です。使う料理を週1回以上作るようになってから買えば、捨てることはありません。
万能スパイスをどれにするか迷ったら、万能調味料ランキングを参考にしてください。
よくある質問
Q. 料理酒がないと肉の臭みが消えませんか? A. 家庭で使う量なら、生姜やこしょうで十分に消えます。魚の煮付けを作るなら酒を足す価値がありますが、それまでは不要です。
Q. 塩は何を買えばいいですか? A. 最初は普通の食塩で問題ありません。仕上げに振る塩にこだわるのは、料理に慣れてからで大丈夫です。
Q. 醤油とだし醤油の両方が必要ですか? A. だし醤油だけでも回せますが、刺身や醤油ラーメンのように「醤油そのもの」の味が欲しい場面で物足りなくなります。200mlの小瓶で両方持つのがおすすめです。
まとめ
一人暮らしの調味料は、塩・砂糖・醤油・酢・だし醤油・油・こしょうの7本で足ります。
- みりんと酒は砂糖と水で代用できる
- 醤油系は300ml以下、油は200mlを2〜3か月で使い切る
- 7本で主菜5品・副菜5品が作れる。足りないと感じてから8本目を買う
まずはだし醤油を1本足すところから。醤油と顆粒だしを別々に使う手間がなくなります。
Yuki / フードライター・グルメブロガー
スーパー・コンビニ・お取り寄せの食品と調味料を自宅で食べ比べているフードライター。同じ条件で比べて、良い点も惜しい点も正直に書きます。 この記事では、実食・比較・価格感・リピートしやすさを軸に、できるだけ率直に判断材料をまとめています。