平日夜の丼を助ける万能だれ3種|配合と、肉・卵・野菜で使い回す丼8品
平日の夜に一番助かる料理は丼です。フライパン1つ、器1つ、10分で主食と主菜が終わります。ただ、毎回醤油・みりん・砂糖を計量していると、その10分が15分になります。
私は万能だれを3種、週末に作り置きしています。これがあれば、肉でも卵でも野菜でも、炒めてたれを絡めれば丼になります。この記事では、3種のたれの配合と、たれで作る丼8品を書きます。
- 作り置きできる万能だれ3種の配合と日持ち
- たれ1本で作る丼8品の材料と手順
- 具材の量に対するたれの目安(失敗しない配分)
- 市販の万能だれを使う場合の選び方
万能だれ3種の配合
| たれ | 配合(作りやすい量) | 日持ち(冷蔵) | 向く具材 |
|---|---|---|---|
| A. 甘辛だれ | 醤油100ml、みりん100ml、砂糖大さじ3、おろしにんにく小さじ1 | 2週間 | 豚肉、鶏肉、ひき肉、卵 |
| B. 生姜だれ | 醤油大さじ4、酒大さじ4、みりん大さじ2、おろし生姜大さじ1 | 1週間 | 豚肉、鶏肉、きのこ |
| C. ねぎ塩だれ | 長ねぎみじん切り1本、ごま油大さじ3、塩小さじ1、鶏ガラスープの素小さじ1、レモン汁大さじ1 | 4日 | 鶏肉、豚バラ、豆腐、野菜 |
作り方:A と B は小鍋で一度沸かして冷まし、瓶に入れる。沸かすとみりんのアルコールが飛んで、味がなじみます。C は混ぜるだけ。
失敗しない配分:具材200gにたれ大さじ2〜3
丼が「味が薄い」「しょっぱい」になるのは、たれの量が具材に対して合っていないからです。
- 具材200g(2人分)に対して、たれ大さじ2〜3が目安
- 野菜が多い丼は、水分が出るので大さじ3
- ひき肉やそぼろは、煮詰めるので大さじ2
- たれを入れたら、強火で30秒〜1分煮絡める。煮すぎると焦げて、足りないと絡まない
この配分を守れば、下の8品はすべて同じ感覚で作れます。
万能だれで作る丼8品
分量は2人分、ご飯は2膳です。
1. 豚丼(A. 甘辛だれ)
材料:豚バラ薄切り200g、玉ねぎ1/2個、甘辛だれ大さじ3、紅しょうが、白ごま
- 玉ねぎを薄切りにして油で炒め、豚バラを加えて色が変わるまで
- 甘辛だれを入れて強火で1分煮絡める
- ご飯にのせて紅しょうがと白ごま
味の決め手:豚バラの脂とたれの甘みが合わさって、牛丼チェーンの豚丼に近い味になります。脂が気になるなら豚こまで。
2. 鶏そぼろの三色丼(A. 甘辛だれ)
材料:鶏ひき肉200g、甘辛だれ大さじ2、卵2個、砂糖小さじ1、塩少々、いんげんか小松菜(茹でる)
鶏ひき肉に甘辛だれを入れ、菜箸4本で混ぜながら汁気がなくなるまで炒める。卵は砂糖と塩で炒り卵に。そぼろは冷蔵で3日持つので、翌日の弁当にも。
3. 豚の生姜焼き丼(B. 生姜だれ)
材料:豚ロース薄切り200g、玉ねぎ1/2個、生姜だれ大さじ3、キャベツ千切り
豚肉と玉ねぎを炒めて生姜だれを絡め、千切りキャベツを敷いたご飯にのせる。生姜だれは酒が入っているので、肉が柔らかく仕上がります。
4. 鶏もものねぎ塩丼(C. ねぎ塩だれ)
材料:鶏もも肉1枚、塩こしょう、ねぎ塩だれ大さじ3、レモン
鶏ももを一口大に切って皮目から焼き、火が通ったらねぎ塩だれを絡める。甘辛に飽きた日の丼です。ご飯に刻み海苔を敷くと、たれの油がご飯になじみます。
5. 卵とじ丼(A. 甘辛だれ)
材料:卵3個、玉ねぎ1/2個、油揚げ1枚、甘辛だれ大さじ2、水100ml、三つ葉
甘辛だれと水、玉ねぎ、油揚げを煮て、溶き卵を回し入れて半熟で止める。肉がない日でも成立する丼。甘辛だれを水で薄めると、親子丼の割り下になります。
6. 野菜炒め丼(B. 生姜だれ)
材料:豚こま100g、キャベツ2枚、もやし1/2袋、にんじん1/4本、生姜だれ大さじ3、片栗粉小さじ1(たれに混ぜる)
肉と野菜を炒め、片栗粉を混ぜた生姜だれを入れて絡める。片栗粉でとろみがつくので、野菜の水分でご飯がべちゃつきません。
7. 豆腐とひき肉の甘辛丼(A. 甘辛だれ)
材料:木綿豆腐1/2丁、豚ひき肉100g、甘辛だれ大さじ2、豆板醤小さじ1/2、長ねぎ
ひき肉を炒めて豆板醤と甘辛だれ、崩した豆腐を入れて2分。麻婆丼の簡易版です。豆腐の主菜は豆腐アレンジの記事にも書きました。
8. サバ缶のねぎ塩丼(C. ねぎ塩だれ)
材料:サバ水煮缶1缶(汁を切る)、ねぎ塩だれ大さじ2、温泉卵、刻み海苔
サバ缶をほぐしてねぎ塩だれで和え、ご飯にのせて温泉卵。火を使わない丼です。缶詰の使い分けはサバ缶とツナ缶の記事へ。
たれと具材の組み合わせ表
| 具材 | A. 甘辛 | B. 生姜 | C. ねぎ塩 |
|---|---|---|---|
| 豚バラ・豚こま | ◎ 豚丼 | ◎ 生姜焼き丼 | ○ |
| 鶏もも | ○ 照り焼き丼 | ○ | ◎ ねぎ塩丼 |
| 鶏ひき肉 | ◎ そぼろ丼 | ○ | △ |
| 卵 | ◎ 卵とじ丼 | △ | ○ ねぎ塩卵 |
| 豆腐 | ◎ 甘辛丼 | △ | ○ |
| 野菜炒め | ○ | ◎ | ○ |
| サバ缶 | ○ | ○ | ◎ |
市販の万能だれを使う場合
作り置きが面倒なら、市販の甘辛だれで A の代わりになります。私が使っているのは山形の「うまいたれ」で、醤油・だし・甘みのバランスが丼向きです。配分は自家製と同じで、具材200gに大さじ2〜3。
B の代わりは、生姜チューブとめんつゆ(3倍濃縮)を1:2で混ぜたもの。C の代わりは、市販のねぎ塩だれか、ごま油と塩とレモンで即席に。市販品を比較した結果は万能調味料ランキングにまとめています。
よくある質問
Q. みりんがない場合は? A. A のみりん100mlは、砂糖大さじ2+水100mlで代用できます。照りは少し落ちますが、味はほぼ同じです。
Q. たれが余ったら他に使えますか? A. A は照り焼き、煮物、炒め物に。B は唐揚げの下味に。C は焼いた肉、冷奴、蒸し野菜にかけて使い切れます。
Q. 甘辛だれが焦げます A. 砂糖とみりんが入っているので、強火で1分以上煮ると焦げます。たれを入れたら30秒〜1分で火を止めてください。
まとめ
平日の丼は、万能だれを3種作り置きしておけば、具材を炒めて絡めるだけで10分で完成します。
- A 甘辛(豚丼、そぼろ、卵とじ)、B 生姜(生姜焼き、野菜炒め)、C ねぎ塩(鶏もも、サバ缶)
- 具材200gにたれ大さじ2〜3、強火で30秒〜1分
- 面倒なら市販の甘辛だれで A を代用
まずは A の甘辛だれを半量で作って、豚丼から試してみてください。
Yuki / フードライター・グルメブロガー
スーパー・コンビニ・お取り寄せの食品と調味料を自宅で食べ比べているフードライター。同じ条件で比べて、良い点も惜しい点も正直に書きます。 この記事では、実食・比較・価格感・リピートしやすさを軸に、できるだけ率直に判断材料をまとめています。