お弁当の味付けがマンネリな人へ|冷めてもおいしい調味料6種と副菜10品


お弁当の味付けがマンネリな人へ|冷めてもおいしい調味料6種と副菜10品

お弁当の味付けが単調になるのは、朝に考える余裕がないからです。私も「照り焼きと卵焼きときんぴら」を週3回詰めていた時期がありました。

変わったのは、冷めてもおいしい調味料を6種に絞って、それぞれの担当の副菜を決めたことです。この記事では、その6種と、それで作る副菜10品、朝の手間を減らす作り置きの型を書きます。

📌 この記事でわかること
  • 冷めても味が立つ調味料6種と、冷めると味が落ちる調味料
  • 6種で作る副菜10品の配合と日持ち
  • 「主菜1・副菜2・彩り1」で組む詰め方の型
  • 週末30分の作り置きで平日を回す方法

冷めてもおいしい調味料と、冷めると落ちる調味料

お弁当は冷めた状態で食べるので、温かいうちに味が決まる調味料とは相性が変わります。

冷めてもおいしい理由
甘辛だれ(醤油・みりん・砂糖)冷めると照りが固まって、味が濃く感じる
甘酢酸味は冷めたほうが立つ。傷みにくい
だし醤油うまみが残る。水分が少ない
塩昆布塩気とだしが野菜に染みる
カレー粉香りが冷めても残る
ごま・ごま油油のコクで冷めても乾かない
冷めると落ちる理由対処
バター固まって白くなる焼くときに使い、仕上げは醤油で
マヨネーズ分離して油っぽい和え物は避け、下味に使う
ポン酢(かける)汁が出て他のおかずに移る漬け込みか、和え物にして絞る
とろみあん固まって食感が悪い弁当では使わない
読者
照り焼きは冷めると固くなります
Yuki
たれの問題ではなく、肉の火の入れすぎです。鶏むねなら片栗粉をまぶして8mm厚に、鶏ももなら皮目を焼いてから蓋をして弱火に。たれはそのままで大丈夫です。詳しくは鶏むね肉の記事に書きました。

6種で作る副菜10品

分量は2〜3日分(弁当4〜6回分)で、すべて冷蔵の日持ちを書いています。

作り置きの副菜を保存容器に分けたところのイメージ

甘辛だれ(醤油大さじ2・みりん大さじ2・砂糖小さじ1)

1. きんぴらごぼう:ごぼう1/2本、にんじん1/3本を細切りにしてごま油で炒め、甘辛だれを絡めて汁気を飛ばす。白ごま。冷蔵4日。

2. 鶏そぼろ:鶏ひき肉200gに甘辛だれ、生姜チューブ2cm。菜箸4本で混ぜながら炒める。冷蔵3日。ご飯にのせれば主菜にも。

甘酢(酢大さじ2・砂糖大さじ1・塩少々)

3. にんじんラペ:にんじん1本を千切りにして塩もみし、甘酢とオリーブオイル小さじ1で和える。冷蔵4日。彩り担当。

4. きゅうりとわかめの酢の物:きゅうり1本を塩もみして絞り、戻したわかめと甘酢で和える。冷蔵2日。汁気を絞って詰める。

だし醤油(そのまま、または水で薄めて)

5. ほうれん草のおひたし:茹でて絞ったほうれん草にだし醤油小さじ2、かつお節。冷蔵2日。冷凍ほうれん草でも同じ。

6. 卵焼き:卵3個にだし醤油小さじ2、砂糖小さじ1。だし巻きの味が、だしを取らずに決まります。冷蔵2日。

塩昆布

7. 塩昆布キャベツ:キャベツ1/4個をちぎって塩昆布大さじ2、ごま油小さじ1でもむ。冷蔵2日。朝に作っても5分。

8. 塩昆布と枝豆の混ぜご飯の素:冷凍枝豆100gと塩昆布大さじ1、白ごま。ご飯に混ぜる。冷蔵3日。

カレー粉

9. じゃがいものカレー炒め:じゃがいも2個を1cm角に切ってレンジ3分、油で焼き、カレー粉小さじ1、塩小さじ1/4。冷蔵3日。子どもに一番人気。

ごま

10. ブロッコリーのごま和え:茹でた(または冷凍の)ブロッコリー150gに、すりごま大さじ2、醤油大さじ1、砂糖小さじ1。冷蔵2日。

冷凍野菜を弁当に使うコツは冷凍野菜の味付けの記事にまとめています。

「主菜1・副菜2・彩り1」で組む詰め方の型

副菜が10品あっても、組み合わせに迷うと朝が長くなります。私の型はこうです。

枠役割例
主菜1甘辛か塩系のたんぱく質鶏の照り焼き、そぼろ、豚の生姜焼き、鮭の塩焼き
副菜2味の違う2品(甘辛+酸味、または塩系+ごま)きんぴら+酢の物、卵焼き+ごま和え
彩り1赤か緑か黄にんじんラペ(赤)、ブロッコリー(緑)、卵焼き(黄)

同じ味を2つ入れないのが唯一のルールです。照り焼き(甘辛)にきんぴら(甘辛)を合わせると、単調になります。照り焼きなら副菜は酢の物と塩昆布キャベツ、のように味の系統をずらします。

照り焼きと卵焼きときんぴらのお弁当のイメージ

1週間の組み合わせ例

曜日主菜副菜彩り
月鶏の照り焼き酢の物、塩昆布キャベツにんじんラペ
火鶏そぼろ卵焼き、ブロッコリーのごま和え(そぼろの緑を添える)
水豚の生姜焼ききんぴら、おひたし卵焼き
木鮭の塩焼きじゃがいものカレー炒め、酢の物ブロッコリー
金塩昆布枝豆の混ぜご飯+唐揚げきんぴら、ごま和えにんじんラペ

週末30分の作り置きで平日を回す

10品を毎朝作るのは無理なので、週末に日持ちの長い4品だけ作ります。

  • 土曜の30分:きんぴら(4日)、にんじんラペ(4日)、鶏そぼろ(3日)、カレー炒め(3日)
  • 平日の朝:卵焼き(5分)、塩昆布キャベツ(5分)、主菜を焼く(10分)

日持ちの短い酢の物とおひたしは、前日の夕食の副菜として多めに作り、翌朝の弁当に回します。「弁当のために作る」のではなく「夕食の副菜を弁当に回す」と考えると、朝は主菜と卵焼きだけになります。

傷みにくくするための3つのルール

冷めてもおいしい調味料は、傷みにくさにもつながります。

  1. 汁気を残さない:甘辛だれは煮詰める、酢の物は絞る
  2. 酢・梅・塩昆布を1品入れる:酸味と塩気が傷みを遅らせる
  3. 完全に冷ましてから蓋をする:温かいまま閉じると水滴がつく

夏場は、甘酢の副菜を必ず1品入れています。にんじんラペか酢の物のどちらかです。

よくある質問

Q. 冷凍した副菜を、凍ったまま詰めていいですか? A. きんぴら、そぼろ、ごま和えは冷凍できて、凍ったまま詰めれば昼に自然解凍されます。酢の物とおひたしは冷凍に向きません。

Q. 甘辛だれを作り置きしたいです A. 醤油100ml・みりん100ml・砂糖大さじ3を一度沸かして冷ませば、冷蔵で2週間持ちます。丼にも使えるので、配合は万能だれの記事にまとめました。

Q. 子ども向けに酸味を弱くしたいです A. 甘酢の砂糖を大さじ1と1/2に増やすか、酢の半量をレモン汁にすると、酸味が丸くなります。

まとめ

お弁当の味付けは、冷めてもおいしい調味料6種に絞って、副菜の担当を決めると単調になりません。

  • 甘辛だれ、甘酢、だし醤油、塩昆布、カレー粉、ごまの6種
  • 詰め方は「主菜1・副菜2・彩り1」で、同じ味を2つ入れない
  • 週末に日持ちの長い4品だけ作り、平日は卵焼きと主菜だけ

まずは週末に、きんぴらとにんじんラペの2品から。甘辛と酸味の副菜があるだけで、平日の弁当が変わります。

Yuki / フードライター・グルメブロガー

スーパー・コンビニ・お取り寄せの食品と調味料を自宅で食べ比べているフードライター。同じ条件で比べて、良い点も惜しい点も正直に書きます。 この記事では、実食・比較・価格感・リピートしやすさを軸に、できるだけ率直に判断材料をまとめています。